【長野の蕎麦屋侍】行列のできる山奥の絶品そばを堪能！
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こんにちは。管理人のトナカイです。
不定期でお送りしている期間工グルメ紀行の時間がやってまいりました。
期間工の仕事をしていると工場や寮の食堂のご飯では飽きてきてしまって、休日に美味しいものを食べに行きたくなりますねー
今日は、長野県にあるお蕎麦屋さんを紹介したいと思います。
毎日毎日仕事しごとの繰り返しに疲れてしまって、たまには清々しい景色に包まれた場所で美味しいお蕎麦に舌つづみを打ちたい。って思うことあります。
愛知と長野の県境寄りにある平谷村
長野県で一番小さい村でありながら、スキー場あり、ニジマスが釣れるフィッシングスポットあり、ゴルフ場あり温泉ありと、資源豊富な平谷村。
総人口はなんと500人にも満たないこの村に、行列ができるお蕎麦屋さんがあるというので管理人が行ってまいりました。
すごく空気がきれいなところにありました。
良い天気も相まって最高なロケーションですね。
山奥なのに行列ができる蕎麦屋侍
レンタカーを借りた管理人は、愛知県豊田市から車で1時間30分。
豊田市の観光名所として有名な「香嵐渓」という渓谷を通り過ぎ、さらに長野県方面へ向かいます。
豊田市から長野県に入り、根羽村を通りすぎるとたどり着けるのが平谷村になります。
豊田市方面から走ってくると、左手に村役場が見えますが、その村役場のある交差点を右折して１kmほど行くと見えてくるのが「蕎麦屋侍」という今日のお目当てのお蕎麦屋さんになります。
蕎麦屋侍の基本情報
定休日：水曜・木曜
営業時間：11時～14時 そばがなくなり次第終了
食べログ評価：3.4
駐車場：あり（店の前に店舗駐車場、30mほど手前に休憩場あり）
善は急げ！ということで、11時開店の5分前である10時55分に到着したにも関わらず、そこには先ほどの写真の通り行列ができていました。
店内は座敷席とテーブル席、カウンター席があるものの、入れる人数はそれほど多くないので10数名ですでに入店待ちの状態になってしまいます。
「すみませんが少し待ってもらわないといけないんですが…1時間くらい」
入店待ち＝1時間以上というのはこのお店のデフォらしいです。
普通は1時間待ちとか言われたら他のお店を探しますが、ここは平谷村。他のお店がありません。なので待っている人はほとんど帰らずに待たれます。
しかも家族経営の店舗ということもあり、ここはゆっくりと待ちましょう。
すぐに出てこないと我慢できないような忍耐力の無い人は侍にはふさわしくありません。なんせここは蕎麦屋「侍」なのです。武士は耐え忍んでなんぼなのです。
ちなみに店内には順番待ちの名前を書く紙があります。
行列に並ぶだけではトラブルになるので、必ず店主に来店を伝えましょう。
そして管理人が訪れたこの日、お蕎麦が無くなったのは12時50分頃でした。
そのとき、何名ものお客様が残念そうに帰って行かれたのが印象的でした。ここまで来て食べれないのは残念だろうなー
絶品蕎麦！人間うまいもの食うと黙ります！
この蕎麦、うますぎます。
公式サイトのこだわりにもあるように、こちらは毎日毎日そばを手打ちして作る十割そば。水は地下40メートルから汲み上げたものしか使わないのだそうです。
そして塩で食べるという新しい食べ方の推奨がこだわりの強さをうかがわせます。
この日管理人が頼んだのは「もりそば＋ひるげ」のセットと山菜の天ぷらです。
もりそばは1枚が900円。大盛り1,200円、2枚1,600円。
通の人なら「野武士」を頼むのでしょうが、ここは初めてのお店。
侍たるものまずは基礎を知らねばならないので、もりそば侍を注文しました。
だがそのまま頼んでは武士の名がすたるので、2枚頼んだ。拙者のせいで食べずに帰る羽目になった1名さまには申し訳ないが、これは戦いなのだ。
侍という店名が管理人をトナカイから武士へと変身させてくれます。
塩の加減が半端なく美味しさを演出
これはもう本当に芸術としかいいようがありません。
管理人は、お蕎麦が子供の時から好きで、今までかなりの店に食べに行きましたが、ここのお蕎麦は群を抜いていました。
こんな美味しさでセット価格が1,300円はちょっとお安いと思うくらいです。
期間工の身分でありながらそう思ってしまうほどです。
お蕎麦どころか卵子焼きも蕎麦稲荷も水羊羹も絶品だった。
ここの店主、相当の腕前とお見受けする。只者では無い。
この寄せ豆腐、塩をかけて食べると美味しくて、そばつゆをかけて食べても美味しくて、そばつゆをかけたものに塩をかけて食べても美味しいっていう、なんていうか凄いやつでした。
この山菜天ぷらも美味しいです。
結構待つけど期待以上のものが待っています
11時来店、12時入店＆注文、12時30分頃食事開始。
待ち時間は長かったけど、待った甲斐があったと思わせるくらいの味が待っていました。
お蕎麦の風味がとか、コシがとか、喉越しがとか、そんな野暮ったいことは言わないでおきます。
とにかく、
「絶品の蕎麦とはこういうものだ！」
と思わせるものですし、このお店に行列ができて当たり前だなと思いましたし、少し遠くから来て良かったと素直に思いました。
何よりレンタカーを借りてまで来た甲斐があったなと思わせてもらいました。
今回は管理人の期間工仲間である男三人衆で行ったんですが、三人組が何も発さず黙々と食べたという事実だけでレビューとしては十分だと思います。
一言だけ付け加えるなら、山奥なので、少し虫が多かったかな。
「どうしてもこの季節は、すみません」
と女将さんが申し訳なさそうに言っていました。
それも風情があっていいと思います。
炊き釜に見えて喫煙所っていうのがしゃれてます。
まとめ～良い休日を感じられる場所です～
都会の喧騒を離れ、携帯電話の電波も入りづらい奥地ですが、だからこそリラックスして美味しいものを堪能できるっていう感じです。
こんなところに別荘を借りてピザ焼いて、ハンモックに揺られながらキンドル読みたいよねというほどの自然豊かな場所でした。
期間工が別荘なんて、夢ですよー
ですが、夢は見るならタダ！ですからね。
お腹がいっぱいになったら、最後に曲がった信号の交差点を右折してすぐのところに道の駅があって、そこに温泉が併設されています。
温泉の泉質もよくて、ついつい長湯してしまいます。ぜひ心ゆくまで浸かってみるといいです！
愛知で期間工をされている方なら日帰りで十分行ける場所です。
管理人のオススメとして今日は紹介しました。
またお会いしましょう。
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